「あ、こんなところにムダ毛が!」。
ムダ毛が気になったらすぐ処理できるカミソリや毛抜き。その場でムダ毛をさっとなくせるので、便利ですよね。でも「カミソリ使ったらヒリヒリする」とか、「毛抜きで毛穴がボツボツになっちゃった……」と後で後悔する人が実は多いんです。ひどくなると、シミや黒ずみができてなかなか治らない人も!こんな肌トラブルはもうコリゴリなら、肌を傷めないムダ毛処理をしましょう!
こんなムダ毛処理はキケン!
ムダ毛が気になった時、毛ばかり気にして肌のことを考えない人がとても多いです。
実際に見たことはないですか?剃り跡と一緒に、毛穴がボツボツしていたり、赤みや黒ずみが目立つ人……。もしかして、それ私のこと?と思った方、以下のようなケアをしていませんか?
・何も塗らずに肌にカミソリを当てている
・逆剃りする
・剃りにくくなったカミソリで何度も同じところを剃る
・強引に毛抜きで毛を抜く
・除毛フォームは、指定時間を過ぎても洗い流さない
・ムダ毛処理の後はほったらかし(スキンケアしない)
などなど。
いろいろ例を挙げてみましたが、「あっ、私それやってる!」と思った人は多いのではないでしょうか。でも「何も塗らないで剃ってるけど平気だよ?」とか「逆剃りするとムダ毛が目立たなくなるし、肌あれもしてないけど?」いう人もいるでしょう。なぜ肌あれしていないかというと、まだ肌のバリア機能が働いてくれているからです。でもこのままケアをきちんとしないで無茶なムダ毛処理を続けると、ブツブツ肌になる可能性があるんです。
例えばカミソリで剃る時、実は肌の表面を薄~く削っています(肉眼では確認できないほど薄く傷をつけています)。最初の頃は、まだ肌が健康なので削っても回復しやすいです。でも、何度も何度も削っているうちに、バリア機能の働きが追いつかず、
・乾燥肌
・毛穴の目立ち
・傷
・黒ずみなどの色素沈着
などがおきやすくなってしまうのです。
毛抜きや除毛フォームだって肌に負担が大きいです。ムダ毛処理はどの方法も肌にダメージを与えてしまう、ということをよく覚えておいてくださいね!
肌を傷めないムダ毛処理の方法
では、肌を傷めないムダ毛処理の方法をアイテムごとに見ていきましょう。
カミソリ
必ず「女性用の除毛カミソリ」を用意してください。横滑りしないものや、肌当たりがやさしいものが多く、肌にダメージを与えにくいです。それと、シェービング剤も必ず使うようにしましょう。肌の滑りがよくなり、肌あれを防いでくれます。
1.肌にシェービング剤をつける
2.毛の流れに沿って、やさしく剃る
3.シェービング剤を洗い流し、保湿する
逆剃りは。毛穴を傷つけてしまい、埋没毛や毛穴の炎症をおこしてしまうのでやらないようにしましょう。また、剃れなくなってきたらすぐ交換すること。剃りにくいと何度も刃を肌に当てることになるので、傷ができてしまいます。
毛抜き
毛抜きは毛根から抜くことができるから、カミソリのようにジョリジョリしないところが人気ですね。でも、毛を抜く時に毛穴や肌に負担が大きく、肌トラブルをおこしやすい除毛方法です。なので、ムダ毛のお手入れにはおすすめしませんが、どうしても毛抜きがいい、という場合は以下のようなやり方を守ってください。
1.蒸しタオルで肌を温める
2.毛の流れに沿って引き抜く
3.保湿する
蒸しタオルを当てるのは、毛穴を開かせて抜きやすくするためです。もし、抜けにくい時は無理に抜かないで、その毛はパスしましょう。
除毛フォーム
広い範囲を一度に処理できる除毛フォーム。毛を溶かすので、ムダ毛が生えてきてもチクチクしにくいです。でも反面、薬剤がかなり強いものを使っていることが多いので、肌が弱い人にはNG!
1.パッチテストをする
2.乾いた肌に除毛フォームをつける
3.洗い流す
4.保湿する
パッチテストは必ずやりましょう。できれば、使用するたびにやった方が安心です。
電気シェーバー
カミソリ同様に剃るタイプの除毛方法です。でも電気シェーバーはカミソリよりも実は扱いやすいんです。
1.毛の流れに沿って動かす(逆剃りOKのシェーバーもあります)
2.肌を保湿する
電気シェーバーは、シェービングフォームを使わなくてもOK。最後に保湿してお手入れは終わりです。使い方が機種によって独特なこともあるので、必ず取扱説明書にある通りに使いましょう。
どのムダ毛処理にもいえるのは、お手入れしたら必ず保湿すること!ムダ毛を処理したあとは、肌が無防備になっていたり傷ついています。元の肌に戻すには、肌のバリア機能をきちんと働かせてあげることがポイント!そのためには保湿がとても大切です。
ムダ毛処理はもうウンザリなら
忙しいのにムダ毛処理をいちいちするのは面倒ですよね。つい適当に処理して、あとで肌が荒れて泣くことになるかもしれません。
それなら、もうムダ毛のお手入れの必要がなくなる脱毛にチャレンジする方法もあります。脱毛ってちょっとコワイ……という人は、友達を誘って一緒にカウンセリングだけでも受けてみては?最近は手軽に試せるトライアルプランをどの脱毛サロンでも用意しています。勧誘もほとんどないので、気軽に利用している人が多いですよ!