どんなに美人やイケメンでも、鼻毛が出ているだけで一気に好感度は急降下!ほとんどの人が引いてしまいますよね。
鼻毛のお手入れといえば、鼻毛カッターを使ったり毛抜きで抜くのが一般的ですが、鼻の中なのでうまく剃れなかったりまた生えてきてしまうので、常に気になっている人もいるでしょう。
そんな人には、「鼻毛の脱毛」という方法があります。ただ、他の部位よりもリスクが高めなので、やるならよ~く考えてからにしてください。
鼻毛の脱毛ってどこでできるの?
鼻毛の脱毛には、大きく分けて2つの方法があります。
- ブラジリアンワックス脱毛
- 医療レーザー脱毛
脱毛といえば、脱毛サロンの光脱毛(フラッシュ脱毛)がありますが、脱毛サロンのほとんどは鼻毛の脱毛は対象外です。ブラジリアンワックス専門店や、クリニックでも鼻毛を対象としているところは多くありません。
なぜ鼻毛脱毛に積極的でないところが多いかというと、鼻の中は他の部位と違い、粘膜です。非常にデリケートな場所なので、もし炎症などが起きたら非医療機関であるサロンでは対処できません。
クリニックの場合も、鼻毛を脱毛すると鼻の機能(埃やウィルスなどを体内に入れないフィルターと同様の機能)を落としてしまうので、良くないと考える院が多いです。しかも、鼻の穴は小さく、レーザーを照射できる機器が限られるので設備がないところでは処理できないのです。そのため、どのクリニックでも脱毛できるわけではありません。
ブラジリアンワックス脱毛とは?
ブラジリアンワックス脱毛というと、デリケートゾーンの脱毛というイメージがあるかもしれません。デリケートゾーンを処理することが多いですが、腕や足なども対象部位です。
ブラジリアンワックスは、正確にはワックスを塗って剥がすことでムダ毛を抜きます。そのため、正確には脱毛ではないのですが、その場で余計な角質もムダ毛と一緒に取れるので、すべすべ肌に仕上がることから人気があります。
ブラジリアンワックスを鼻毛脱毛する場合、鼻毛を処理できるサロンはそんなに多くないですね。ただ、最近は自分でブラジリアンワックス脱毛ができるキッドが販売されており、鼻毛用も人気です。
やり方は、ワックスを鼻に塗り、一気に抜きます。「意外と痛くない」「かなり鼻毛が取れて感動!」という声も。
セルフ・ブラジリアンワックスのデメリット
やり方はシンプルですが、正しく使わないと鼻の粘膜を傷めてしまうことがあります。また、抜きすぎて鼻のフィルター機能が落ちることでウィルス感染などのリスクが高まるので、やりすぎには注意が必要です。
医療レーザー脱毛とは?
肌に脱毛用のレーザーを当てることで、毛根にダメージを与えてムダ毛が生えにくい肌に導きます。医療レーザー脱毛は、クリニックでしか受けられません。出力の強い医療機関専用の機器を使用するため、脱毛効果は抜群です。
しかし、鼻毛を脱毛できるクリニックはそれほど多くありません。有名どころではゴリラクリニックの一部の院が鼻毛脱毛できますが、一部の院のみになっています(しかも男性専用です)
医療レーザー脱毛のやり方は、鼻毛を剃ってからクリームなどを塗り照射するだけ。時間は10分くらいで終わります。
医療機関での施術になるので、脱毛効果はもちろん万が一のトラブルがおきてもすぐ治療してもらえるので安心です。
鼻毛の医療レーザー脱毛の料金
クリニックによってかなりバラつきがあります。安いところでは1回4000円、高いところでは10000円くらいのところもあります。
しかし料金で選ぶのではなく、鼻毛脱毛をしている院は多くないので、まずは通える範囲の中で院を絞り込むといいでしょう。
鼻毛脱毛で気をつけたいこと
鼻脱毛でやりがちなのが、鼻毛を全部処理することです。特に、自分でブラジリアンワックスを使う場合はつい全部処理したくなるものです。
鼻毛は埃やウィルス、有害物質などを侵入させないためにあります。埃っぽいところにいると鼻毛が増えるという話、聞いたことはないですか?それだけ大切な機能を鼻毛は持っているので、毛を取り過ぎないことが大切です。
医療レーザーの場合は全部抜きたいと言ってもたぶん鼻の入り口だけしかできないと言われると思いますが、もし全部の鼻毛を脱毛してしまうともう鼻毛が再生できません。
今はよくても、年を取った時や体が弱った時に鼻毛がないことで病気になるリスクが高まってしまう可能性があります。脱毛する時は、必ず鼻の入り口だけを脱毛することを心がけましょう。
鼻毛ケアのオススメは鼻毛カッターや鼻毛用はさみ
鼻毛は気になるけれど、脱毛するほどではない、という人は、鼻毛カッターや鼻毛用はさみを使うと鼻を傷つけずにスムーズにムダ毛を処理できます。
- 鼻毛カッターは鼻の粘膜に触れずに、鼻毛だけをカットできます。
- 鼻毛用はさみは、先端が丸くなっているものが多く、粘膜を傷つけにくくなっているので安心して使えます。
- これに対し、毛抜きは鼻の毛穴を傷めやすく、傷んだところから雑菌が入ると化膿などのリスクがあります。
なるべく、鼻毛カッターや鼻毛用はさみを使うようにしましょう。
鼻毛を脱毛すれば、鼻毛が出ていないか気にする必要がなくなります。もし脱毛するなら、リスクについてもよく考えてから施術するといいですね。
あとで後悔するようなことがないように気を付けましょう。